貴重な資料・限定グッズも!「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」大阪で開催中

ウォルト・ディズニー・アーカイブスの貴重な史料を集めた日本初の展覧会「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~」が大丸梅田店15階の大丸ミュージアムで開催されています。

※ プレス内覧会に取材で伺い許可を得て撮影しています。

アーカイブスとは「記録や資料などをひとまとめにして保存すること」、さらには「その保存場所や保存機関のこと」です。

「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」は、1970年、ウォルト・ディズニーとウォルト・ディズニー・カンパニーに関する資料の収集と保存管理のために設立されました。コスチュームや小道具など数千点、写真資料など400万点という膨大なコレクションを所蔵・管理し、それらを元にした研究活動なども行っています。

今回は、コレクションの中から厳選された約420点が展示されています。


見どころ① スクラップブック

ウォルト・ディズニーが登場したテレビ番組「ディズニーランド」で使用されたものです。1954年10月に放送された番組内でウォルト・ディズニーは『いつだって忘れないでほしい。すべては一匹のネズミからはじまったということを。』という名言を残しています。

今年は、ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年という節目の年。そういう意味でも大変貴重な資料です。

見どころ② アニメーターズデスク

(↑ 会場の案内解説役、キュレーターのロバート・マックスハイマーさん)

アニメーターが原画を描くためのデスクが再現されています。1940~50年代終わり頃まで実際に使われていたものです。

机の上には鉄のシートのようなものが置いてあります。当時のアニメーターは煙草を吸いながら作業をすることも多く、「燃えないように」という工夫が施されています。


見どころ③ 映画の中で実際に使われたコスチュームや小道具たち

映画「美女と野獣」「アリス・イン・ワンダーランド」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、作品の中で実際に役者が身に着けたコスチューム、使用した小道具が並びます。

これらの貴重な資料を見ながら、『あの映画を見たころ、あんなことがあったなあ』などと昔の自分を思い出していました。ディズニー映画史と自分史がシンクロする、そんな方も多いんじゃないでしょうか・・・。


見どころ ④ ウォルト・ディズニーのオフィスを再現

『メリー・ポピンズ』の制作秘話を描いた実写映画『ウォルト・ディズニーの約束』で使用されたセットも展示されています。机やイスや小道具など、ウォルトディズニーのオフィスをできるだけ忠実に再現したものなんだそうです。

このほかにも、アーカイブスが所蔵する書籍、日本の著名人のディズニーコレクションなども展示されています。

ウォルト・ディズニー・アーカイブスの中に飛び込んだような体験ができる展覧会。

貴重な資料に囲まれて、ディズニーの歴史を振り返りながら未来を夢見ることもできる、そんな気持ちになりました。


「ウォルト・ディズニー・アーカイブス展」5月14日まで大丸梅田店、大丸ミュージアムで開催されます。その後東京をはじめ全国巡回することが決まっています。

グッズも充実しています!


『ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語』

大阪開催

2018年4月11日(水)から5月14日(月)

大丸梅田店15階 大丸ミュージアム<梅田>


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展覧会に行こう!甲斐千代子の取材日誌〜

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